FXと円安

FX(外国為替証拠金取引)を長年行っていると、急激な円安や円高と言う局面にも何度も直面します。大きな災害や戦争が起こった場合や、テロがあった場合、またテロの噂がたったと言うだけでも円高から円安へとめまぐるしく変化します。米ドルに対して円がたった1日で1円以上も大きく相場が動くようなことも年間で必ず何度か起こります。

FXでは買いから入ることはもちろん、売り(空売り)から入ることもできますので急激な円安と言うのは実は願っても無いチャンスとなる場合が多いようです。もちろん先に空売りのポジションを持っていないと意味がありませんが、こうした点は買いからしか入ることのできない外貨預金とはまったく異なるメリットでFXの自由度の高さを実感できるものです。

またFXを行う際には様々な通貨に分散してポジションを持つ場合や、同じ通貨でも売りポジションと買いポジションの両方を同時に維持するといったユニークなポジションの持ち方をする場合が良くあります。これらはクロス円(円を必ず含んだ外貨との取引)ばかりとは限りません。「ユーロ・米ドル」など様々な通貨ペアでも行われます。

FXのこうした取引は、主にリスクを分散するために行われています。リスクの分散を行わないで、為替の相場がクロス円ですべて極端な円安あるいは円高となってしまった場合、一方通行のポジションしか持っていないと、急激な円安・円高などの相場に対応できなくなってしまい、FX業者からマージンコールがかかり、最悪の場合には強制決済となってしまいます。